Before | After |
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治療前1![]() |
治療後1![]() |
治療前2![]() ![]() |
治療後2 |
治療前3![]() ![]() |
治療後3 |
治療前4![]() |
治療後4![]() |
主訴
上下の前歯の開咬とガタガタの解消。出来ればインビザラインで治したい。
診断名
上下顎前歯部の開咬(開口・オープンバイト)、叢生(ガタガタ)。ハイアングル症例。
初診時オーバージェット「5.2㎜」、オーバーバイト「‐3.3㎜」
年齢・性別
30代、女性
治療期間・回数
約1年8か月
治療方法
インビザライン・コンプリヘンシブ・パッケージ、上下左右4番4本抜歯ケース
費用
88万円(2022年当時)
デメリット・注意点
典型的な上下前歯部の開咬、クラウディング(叢生、ガタガタ)のケースです。
従来のワイヤー矯正などでは、開咬は難症例となることが多かったのですが、インビザライン矯正では逆に得意症例となることが多いです。
特に、本症例のようなオープンバイトのハイアングルケースでは、抜歯ケースでも非抜歯ケースでも、マウスピース矯正が得意とする「下顎頭の骨添加による下顎枝の延長」が起こり、その結果として「下顎体全体の半時計回りのオートローテーション」が発生し、咬合高径の低下と共に「オトガイ部の前方移動」が生じます。
その結果として、上唇・下唇の後退と、オトガイの前突により「E-Line(エステティック・ライン)」の改善が期待されます。
正面観や側貌だけでなく、咬合も非常に安定して、とてもご満足頂けたケースかと思います。
備考
インビザラインでは、本格的な動的な移動の終了後も、追加アライナーで微調整を行いながら、同時にリテーナーとして就寝時のみ装着いただき、後戻りも防止するという手法を取ります。